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その仕事、まだ広告代理店に依頼しているの?広告コストはもっと下げられる。

広告代理店に依頼するよりも広告コストを下げる方法

すごい刺激的な書き出しで書いてしまったのですが、世の中がどんどんと変わり進化していく中で広告代理店不要論が高まってきました。私は代理店はまだまだ無くならないと思っていますが、一部機能はすでに安価で代替出来る方法があると思っています。

広告発注者の皆様、慣例通りに仕事を発注し続けてはいませんか?広告代理店は進化が止まりますし、クライアントサイドの皆様は本来削減出来るコストが下がらずに企業の価格競争力が落ちます。それはお互いにあまり良い事とは言えません。

そこで、この記事ではどの様な仕事を、どの様に代替出来るかを書かせていただきます。

 

 

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広告代理店はなぜ必要なのか、どの様な仕事で必要か。

広告代理店ってそもそもなんで使わないといけないんでしたっけ。まずは、そこを整理したいと思います。

広告代理店が持っているアセットと能力

広告代理店は昔からメディアとクライアントの間に立って、広告を出したいクライアントの広告を作り、それをメディアに出稿する役割を持っていました。テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などは広告代理店からしか買い付けられないので必然的にクライアントは広告代理店に仕事を依頼してました。

また、広告代理店は高度なディレクション能力とマーケティング・クリエイティブセクションを持っています。マス媒体だけではなくホームページやWEB広告、パンフレットに至るまで複数の広告(ここでは媒体・SPツールなどを全てひっくるめて広告と表現します)を適切に配分し、それらを作るためにデザイナーや印刷会社、WEB広告会社を取りまとめて管理する能力があります。個々に意図などを伝えスケジュール管理をする手間がない分、個別に直接管理するよりかは費用がかさみます。

どんな仕事を広告代理店に頼むのが良いか

大きなキャンペーンで広告予算が潤沢にあり色々な媒体や会社とやり取りが発生するものに関しては「媒体の最適な分配」「高度なディレクションが必要になる」という点でも広告代理店1社に任せたほうが効率は良くなります。また、マス媒体など広告代理店にしか買付出来ないものを扱う場合は必然的に広告代理店に発注になります。

 

 

こんな仕事は広告代理店に頼まなくて良い

次は、広告代理店に頼まなくても良い仕事を紹介します。あくまでも「頼まなくても良い」というだけであり「頼んではいけない」わけではございません。

広告代理店に頼まなくてどんな仕事があるか

広告代理店に頼まなくて良い仕事は「マス媒体を含まない」「単一の媒体で完結する」など広告発注者が管理出来る範囲のものは広告代理店に頼まなくても良いと思います。具体的には「パンフレットやチラシの作成」「HP・ランディングページの作成」「ブログやコンテンツマーケティングのライティング費用」などです。

広告代理店を外すにはどんな能力が必要か

ただ、上記で記載した一見簡単に見える仕事でも広告代理店を外して直接やると上手くいかなかったという事例はもう本当にたくさん知ってます。(笑)それはなぜか、実際に作業するデザイナーやライターに対して実施の目的や制作意図、スケジュールなどを上手く伝えられなかった結果意図しないものが上がってくるくる、スケジュールを伝えられてなくてアップ前に事前確認が出来なくて結果スケジュールの延期をしたなど。

これらの基礎的なディレクション能力を身に着けていないと、広告代理店を外すことは難しいです。よくあるのが、クライアントよりもその業界を熟知している広告代理店を「使っていた」つもりが、外して直接・または別の広告代理店に切り替えた結果全然うまくいかなくなったという事例。心当たり・・ありませんか?

 

広告代理店を外すとすると、どこに依頼するか

広告代理店を外すとすると色々な「専門代理店」「制作会社」「Web制作会社」などに直接発注する方法もありますが、近年インターネットだけで完結する方法もあります。今回は、そのインターネット上での発注方法の紹介をします。

ココナラ

テレビCMでもおなじみのココナラはデザイナーやライターなどのスキルを持った人間が多くいます。無料会員登録 をすると今なら20%のクーポンを配布中との事だったので、私も試しに仕事で使うイラストをいつもの制作会社ではなくココナラで分離発注してみました。普段1カット5万円単価で依頼していたイラストと、ほぼ同様のクオリティーで5千円で出品している人がいました。

これ本当に大丈夫かな・・?と不安に思いながらも購入してみました。ココナラは購入後に出品者とのトークルームが現れてそこで詳細の発注が出来るようになります。そこで私は「A4両面のチラシ」を作りそこで3点のイラストが欲しい事、具体的にはこういったイラストというのを類似の画像を添付、トンマナはサンプルで出されていた画像の3枚目である事、またサイズや納品形式(jpgやaiの事です)などを細かに指定して依頼。すると、1時間ほどで返信が来て、さらにその5時間後に納品されました。なんと合計6時間のスピード納品。普段の制作会社なら3営業日でも文句言われてます

特に直しもなく(もし修正が発生した場合は別料金との事)そのまま本来イラスト3点を納品してもらいました。本来15万かかっていたはずのイラストがなんと1万5千円!10分の1で納品出来ました。

 

使ってみてのメリット

・サンプルを提示しているイラストレーターが多いので完成イメージがつく

これは便利でした。普段ですと、イラストレーターを制作会社の人にイメージを伝えて探すのですがばーっとみて「これ!」と選べるのはスムーズでした。

・Webで完結するのでやり取りがラク

やり取りは全てWEBで完結。要望がはっきりしていればメールで事足りるのでラクでした。(ただし、ふわっとした状態でいつも仕事振っている人は要注意!)

使ってみてのデメリット

・修正が出来ないプランがある(または別料金になる)

今回のプランは単価が安い分、追加で修正が発生するとそのボリュームによって費用が発生するものでした。初めて仕事する人なので、どれだけ細かく説明しても意図どおりいかなかったら単価倍になるという不安は残りました。(今回は大丈夫でしたが)

・購入前に細かな調整が出来ない

これ私が見落としていたら申し訳ないのですが購入完了するまで出品者とやり取りが出来ません。今回はイラストだったのである程度サンプルで判断出来て良いのですが、動画やそれこそコンサル的な出品している人に対して公開されている商品詳細だけで発注いれるのはやはり心理的な障壁が高いと思います。(キャンセルは出来るようです)

 

ココナラで他に発注出来るものは

・セールスライティング

・コピーライティング

・チラシ制作

・HP作成(LP作成)

・動画作成

・音楽作成

etc...

本当に色々なものがありました。ディレクション能力高い人ならココナラだけで広告代理店不要になるんじゃないかと思います。

次は、動画作成案件あたりでココナラを活用させていただこうと思っています。スキルを公開している人の詳細は無料会員登録 後に見れますので、どんな人が居るか気になる人は登録してみてください。

 

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