アドマケファクトリー

ビジネスマンに役立つ知識やノウハウを共有。広告、マーケティング、ビジネススタイルを学べるビジネス情報メディア。

内定を取れる広告代理店の志望動機とは。就職活動中のあなたへ。

f:id:adomake:20190715212852j:image

 

最近、立て続けに就職活動に対する相談を受けるのですが正直もう過去の話でして、もうエントリーシートの書き方とか面接での受け答えというのはお答えができなくなってきています。そもそも今の人事がどう考えてるかとかわからんしね。

 

ただ、就職活動中で広告業界に入りたいと思っている方に少しでも役に立つ情報をお渡しできればと思いこの記事を書くことにしました。

 

目次

 

 

広告業界って今イケてるんですか?

広告業界は業界的には成長しています。ただし、成長しているのはデジタル媒体がメインであり4マス(もはや死語ですが)ではラジオ、新聞、雑誌はもう右肩下がりの傾向になっています。

総合広告代理店(電通博報堂DYADK、、jeki、東急...)ではいかにフロントラインがデジタルの対応出来るようになるかで明暗が別れてくるかと思います。電通なんかはもう投資会社になっていますが。

意外にしぶとかったなというのが私の感想です。コンサルトの競合にしても、デジタルシフトにしてもなんだかんだのらりくらりかわしてきましたしね。業界的に生き残れるかはOMOが本格化して広告が要らなくなった世界に突入するタイミングですかね。それがいつか・・はまだ私にはわかりません。

 

稼ぎは、徐々に下がってます。それでも上位2社はまだ一般的な企業よりかは高給かと思います。

 

・どんな会社があるんですか?

広告業界 ランキング」と調べると売上別で下記の様な記事が出てきます。立場上各会社1つ1つを取り上げてどうこう言うことはできませんが参考にしてください。

株式会社電通
株式会社博報堂
株式会社サイバーエージェント
株式会社アサツーディ・ケイ
D.A. コンソーシアムホールディングス株式会社
株式会社大広
ジェイアール東日本企画
東急エージェンシー....

上記はすべて同じことをやっている訳ではなく、

・総合広告代理店:媒体種別にとらわれず中心にクライアントに対して総合的な提案を行う。最近の競合はコンサル。代表的なのは電通博報堂

・デジタル専業代理店:主にネット広告(GoogleYahoo!が提供するディスプレイ広告やリスティング)を中心にクライアントと向き合う代理店。代表的なのはオプトやセプテーニ

・独立系:電通博報堂ブイブイ言わせてた人たちが独立して作ったクリエイティブブティックと言われるクリエーターが代表を努めクリエイティブを中心に対応する会社を中心として世の中には凄まじい数の広告会社があるのですが最近好景気でその中には新卒を募集しているところも。一生働き続ける会社では無いと思いますが(そもそもに分裂や会社をたたむケースも多いので)成長はできますね。

 

サイバーエージェントは専業のウェブ広告代理店としてスタートしたのですが、もはやコンテンツメーカーでもあり、媒体主でもあり、ちゃんと代理店もまだやっているのでかなり特殊な存在ですね。ゲームキャラクターやアプリのデザイナーなど、一括りにはできない存在になってきていると思います。

最近では紙を中心としたデザインよりも、Web(特にスマホ)でのコミュニケーションを考えたデザイナースキルがますます重要になってきました。紙のデザインを中心に学んでいた方もWebデザイナーのスキルを学ぶ事で活動の幅は格段に広がります。むしろここがわかっていないデザイナーはもう不要とも言えます。

・どんな志望動機が良いですか?

総合代理店の志望動機

コピーライターになりたいはNG?

昔からそうですが総合系ではコピーライターになりたいです!などクリエーターに寄せた志望動機はあまりうけません。さらに最近はその流れに加速がかかっています。ただ、ポジションとしてはあるので入った後に主張することはいくらでもできます。

デジタルが志望動機の主流はわかるけどどう作り込めば良い?

大手代理店から中小までとにかく「デジタル」にいかに対応出来るかが生命線になっております。具体的には、接点としてYoutubeなどの動画プラットフォームから、未だにリスティングやバナー広告などきちんと接点ごとの顧客心理を考える。更に、その様々なデジタル接点で溜まったデータを分析してどう活かしていくか、データドリブン的な発想が大切になります。データ分析・統計学などが比較的ホットだと言えます。

 

デジタル系代理店の志望動機

逆に求められるクリエイティブ

先程総合系ではコピーライターなどはウケないという話をしましたが、デジタル系の代理店に求められているのは逆にクリエイティブです。機械的になりがちなWeb上でのコミュニケーションにおいては、どうコミュニケーションを取れるかという視点が大事になります。

OMOへの対応

現在は、OMO(Online Marge with Offline)の流れが加速しています。リアルとデジタルが溶けて一つになるイメージです。その時重要になるのは「デジタル接点での情報取得」とその「取得情報の改善と再提供」です。この情報をとって、分析して改善して顧客に戻す。コミュニケーションデザインの力はこれからますます重要になってきます。もしよければ下記の記事もご覧ください。

 

adomake.hatenablog.com

 

 

以下は余談的にお読みください。

・飲みは激しいですか?パワハラは?

 

これは無いとは言い切れないけど、減っていると思います。でも、朝まで飲むのが楽しかったりワイワイするのが好きな人種が多いので、絶対にNGの人にはおすすめしません。

 

・残業は?

 

絶対に残業をしたくない人は受注産業はおすすめしません。最近、働き方改革の流れを受けてか総合系に入ってくる新入社員さんは相当のミスマッチが発生しているようです。もちろん会社も対策を立ててますが急な業務はあるし、遅くなるときも多いです。

 

インターン受けておいた方がいいですか?

 

面接で騙し切るタイプじゃなく自信があるなら有利になります。また、その逆もしかりなことをきちんと理解しておくべきですが。

 

 

と、こんな形でしょうか。よくある質問に対してまとめて回答してみました。ニーズがあれば書き足していきたいと思います。

 

ちなみに、今の就活生が社会人になってからの事はわかりませんが新卒で入るよりも中途採用で入った方が圧倒的に楽です。入るだけなら。中途採用の多くは契約社員の形式を取らており、その後正社員になるかは関門なのですが・・。

今から考える必要は無いですが新卒で落ちてもリベンジ出来る可能性は本当に高い業界になってきました。

 

 

それではまた。

 

 

<こちらの記事もおすすめです>

 

 

adomake.hatenablog.com

 

 

adomake.hatenablog.com