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日サロ初心者おじさんの体験記

日サロ初心者のおじさん

今まで生きてきて、日サロというものに行ったことがない。ましてや、広告界隈のおじさん達が好きなサーフィンもやらないし、ゴルフもそんなにしないので色白でインテリジェンスな雰囲気で売ってきた私が急に日サロに行く事になったのだが、色々と戸惑い失敗したのでここに体験記を書いておきたいとと思う。

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なぜ突然日サロに行くことになったのか

狂っていた私の中の思考回路

なぜいい歳したおじさんがいきなり日サロに行き始めたのか。そこから話そうと思う。

2019年は記録的な長い梅雨だった。そして、個人的にはとても辛い新規事業系の案件を抱えており控えめに言って私の中の何かが狂っていた。発狂しそうな自分を抑え、ジメジメした梅雨空の下都内某所の駅前を歩いていると目の前にあった日サロの看板が目に留まった。

普段なら素通りするところだが、今年は毎年行っている南の島もお預けになりそうなスケジュールだったので、日サロに行って日焼けしたらそのバカンスを取り返した気持ちになるのではないかという狂っているとき特有の思考が生まれた。

お店を吟味する事に

ここでまだ理性が残っていたのは、そのままお店に入らなかったことだ。一度近くのスタバに避難してスマホで日サロを調べ始める。なんたって日サロは若者の聖地みたいなイメージがあったのでこんなおじさんが単身で乗り込んで「このおじさん何してるの?」みたいになるのだけはごめんだった。

しかし、調べていても分かるのは場所と値段のみ。当たり前だが、客層なんて載せてるところは全くなく、何年前に作られたのかもわからない古いHPが大半を占めるサイトとしばらくにらめっこしていた。

そして、もうHPをちゃんと作っている所が安心だろうと思ったのと、渋谷などいかにも若者が好みそうなエリアは避けて都内東側の某所を選んだ。

 

やはり待っていた誤算

全くイメージと異なる店内

そのサイトには清潔感がありプライベートエリアで安心、さらには日サロのプロが相談に乗りますみたいな事が書いてあった。

しかし、到着すると待っていたのはいかにもアヤシイ雰囲気の店内。1人だけいた外国人店員はフレンドリーに話しかけてくれるが日サロのプロの相談なんて名ばかりで「日焼けの目的は?旅行?」みたいな会話がなされただけで、いきなりマシーンを選ばされた。下地を作るには20分〜25分くらいの軽い時間を3回くらい入ることを知っていた私は全身満遍なく焼けるマシンを25分でお願いした。

そして、マシン選びが終わったら更衣室に案内されるのだが、入った更衣室では複数人のヤ○ザみたいな黒いおじさん達が着替えたりシャワーを浴びていたりしていた。あれ、プライベートエリアって…と思ったが引くわけにもいかず覚悟を決めて更衣室に入った。更衣室にはいると、店員から「貴重品はここに入れて持ち歩いてね」と言われて渡されたのは手提げポーチ程度のビニールバッグ。てかこれ百均で売ってる全く防水性のない奴だよ…と思ったが、もっと大きな問題としてプライベートエリアだからと安心して仕事の荷物を全て持ってきてしまったので、パソコンなどは当然そのバックには入らず。仕方なく更衣室にある学校の掃除ロッカー程度の作りのロッカーに脱いだ服とともに入れた。

日焼け止めや日焼けオイルの持ち込みが禁止されていたので、渡されたお店支給の日焼け用のジェルを塗る。すっぽんぽんの状態でおじさんに囲まれながらジェルを塗るのはなかなか緊張感があった。

そして、腰にタオルを巻いた状態で準備が出来ると店員にまた声をかけて、日焼けマシーンまで連れて行ってもらう。どうやらこのマシーンが周りが囲われていて、ここがプライベートエリアという事のようだ。というか、あの場所ではなくてここでジェル塗っても良かったようだ。

どうして良いかわからない日焼け中

店員は暑かったら送風を押して風出してね、タイマーも自由に使ってね、ではと言って店員は去っていった。よく分からない貴重品を所定の場所において、ベッドに寝そべって蓋を閉めた。(あのマシンは自分で開閉するらしい。)

下からも上からも光が浴びせられており、仰向けに寝てしばらくするとジリジリと日焼けをした感覚になってきた。それにしても何も持ち込めないから暇である。唯一あるのが音楽なのだが、店員が何故か波の音にセットして出て行ったのでずっと波の音…しかし目を閉じると今年行き損ねたバカンスに来ているかのような気分になって悪くない。が、最期の10分はもう想像力も尽き、暇になってしまって苦痛だった。全裸で光っているベッドに寝そべっているおじさん、そのシュールな画にも耐えきれなくなっていた。

25分が終わるとパチっと電気が消えて、1.2分誰かくるのかな?と待ったが誰も来なかったので貴重品を持って更衣室へ。今度は更衣室に誰も居なかったのでゆっくりとシャワーを浴びてオイルを流した。鏡を見ると、顔は少しやけてたが、お腹はあんまり焼けてないように見える。

そのあとはドリンクを出してもらったが、なんかコップから変な匂いがしたので(笑)そちらは遠慮して早々に外へ。

帰ってからの違和感

帰ってから日焼け疲れして昼寝をしてしまったのだが、起きてから異変が。お腹側は真っ赤に焼けてる、もう火傷レベル。しかし背中が全く焼けてない。あれ?と思い調べたら、あのマシンは寝がえり打ったりしないといけないらしい。何も説明を受けてなかったので普通に仰向けになって、たまに脇の下を焼けるように万歳してたくらいだったので「あのやろう(店員)…」という気持ちでした。

また、保湿をしっかりしなかった為火傷が悪化して皮がめちゃくちゃめくれました。保湿、だいじ。

 

記事のまとめ

  • おじさんは日サロ行ってもOK(むしろ若い人はあまりいない)
  • HPの情報はあまり参考にならないのでお店に確認しよう
  • 日焼けマシンに入っている間は暇だから考え事を持ってくと良い
  • 下から光が出てても、寝がえり打たないといけないマシンがあるので注意
  • 保湿はしっかりした方がいい