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ビジネスマンが夢をかなえるゾウの内容から学んだ事 パート2

夢をかなえるゾウとビジネスマン

夢をかなえるゾウから学び私が実践した事を書いた記事の第二弾です。

 

<第一弾はこちら>

  

あらすじ

ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話す、とてつもなくうさん臭い神様“ガネーシャ”。聞けば、ナポレオン、孔子ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上のキーパーソンは自分が導いたという…。しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの!?TVドラマ化、アニメ化、舞台化された、ベスト&ロングセラー。過去の偉人の具体例から導き出される、誰にでもできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、笑って、泣けて、タメになる、まったく新しいエンターテインメント小説。

(出典:BOOK データベースより)

 

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私が夢をかなえるゾウから学んだ事 その2 「他人の為に何が出来るかを追求する」

 

ガネーシャの教え あらすじ

寄付をする事

本編の中でガネーシャは主人公にロックフェラーが収入の10%を寄付し続けてきたなどの例を出しながら成功した人間は寄付をしていると言いました。

ノブレスオブリージュという言葉があるのをご存知でしょうか、簡単に言うと地位のある人間はその分社会に貢献する義務のあるという意味の言葉です。

しかし、ガネーシャの教えは単に義務では終わらずにビジネスは人を喜ばせた分だけ収入につながる、だから純粋な思いを強くする事がビジネスでの成功に繋がると教えてくれます。 

他人が何を欲しているかを先取りする事

ガネーシャは他人が何を欲しているかを先取りする事の大切さを教えます。この時に出てくる例は、かの有名な自動車の育ての親フォードです。フォードは当時馬車が主な移動手段だった時代にT型フォードを作り「もし私がお客さんに何を欲しいか尋ねたら、彼らはもっと速く走る馬が欲しいと言っただろう」という言葉を残しています。

これはマーケティングでは顧客のインサイトを探る時などに度々出てくる名言です。人が本当に欲しいものは、表に出てこない事が多く顧客が欲しいと言うものは実は本当は求められていないのです。

 

私が学び実践した事

あなたが寄付に対して抱いていたイメージは何でしょうか。私は”偽善”でした。寄付をしていることを宣言する事が一番ダサいと思ってました。個人でも、企業でも黙って寄付していればいいじゃんと。でも、今となっては寄付をしていることは公にしています。情けは人の為ならず、持続可能な経済活動を支えるのはこの地球だからで、もっと多くの人にその事に気づいてほしいからです。

また、人から言われた事をそのまま実行することをやめました。そして、まずはワンクッション「なんで相手がそう言っているか」を考えるようにしました。なぜならば、表層的な欲望・要望だけでは相手の気持ちを満たせないことを学んだからです。

 

 

まずは書いてあった通りに募金や寄付を始める

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コンビニ募金を始めた

最近はキャッシュレスの流れでなかなか出来なくなってますが、私は本を読み終わってからすぐにコンビニ募金を始めました。これは本の中で主人公が行った行為でもあります。100円以下の端数をおつりで貰った時は全て募金するようになりました。

募金箱にお金を入れる、それは最初はとても恥ずかしかったのですが、次第に慣れてきてそれが当たり前になると何も感じなくなり、行動を習慣化させる事の大切さも学びました。また副次的な効果としてお財布に小銭が溢れるということもなくなり痛まなくなりました。

定額寄付を始めた

続いて定額制の引き落としの寄付を始めました。最初は月2000円、災害などか起きた時はプラスで月3000円など自分で貢献したい寄付先を見つけては定額での寄付を始めました。とても収入の10%には満たなかったのですが、自分が働いている事によって困っている人の役に立てると考えると、辛い仕事にも意味があるように感じるようになり精神衛生的にも良かったです。

 

相手の気持ちを満たすことを徹底的に意識した

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お菓子を配り始めた

私は、職場でお菓子を配るようになり始めました。自腹でお金を出してお菓子を配って何をしたいんだ、そう思う人も居るかもしれませんがこれにも意味があります。

お菓子を定期的に購入する事により、常に周りの人間がどういう状況か、どんな好みがあるかなどを注意深く観察するようになりました。あの人は疲れているから甘いものが良いかな。ダイエットしているって言っていたからグミかな。この人は醬油味が好きって言ってたな。とかを周りの人間を観察しながら考えるようになります。そして、配るときに必ず一言添えて渡します。「疲れてるみたいだったから甘いものです」など。そうするとコミュニケーションを生む事にも繋がります。

相手はお菓子をもらえた上に自分の事を理解して分かってくれている人が現れたという「予期せぬサプライズ」を大変喜びます。

これはマネジメント層にはオススメな方法ではあるのですが、絶対に経費を使わないでください。経費を使って買われたお菓子には「そんなお金あるなら別のことに経費使って欲しい」といった不純物の感情が混ざります。自腹を切って好きで渡しているからこそ効力を発揮すると思ってください。

 

クライアントの言葉をそのまま行動で返さない

 あなたはお客さんから「○○をして欲しい」と言われたらどうしますか?普通はそのまま行動に移しますよね。その行動はきっと感謝されるでしょうし、あなたもさぞ満足する事でしょう。

しかし、それは仕事としてはまだ道半ばでしょう。フォードの名言を読んだ後に、私の尊敬する人たちがどうやって仕事をしているかを観察するようにしてみました。すると、お客さんさんから好かれる人ほど相手の言うことを聞かない人がすごく多いんです。

もちろん、言うことを聞かないと言っても無下に断るのではなく笑顔で「そうですねー」なんて相槌を打ちながらも全く違う提案をしたりする。

ある1人の全国的にも有名なクリエーターになぜそんな事をするのか聞いたことがありました。そしたら「相手が依頼してきた事をそのまま形にしても、相手はきっと”自分”の思ったとおりになったと満足するけど”あなた”が居たから達成できたとは思わない。それなら、相手は誰でも良いとなってしまうんだ。だから相手の悩みを自分流に解決してあげなければ本当の満足は得られない。」と言われました。私は強く感銘を受け、その後はお客さんの言った言葉をそのまま額面通り受け取らず”なぜ”その様な依頼が来たのかその背景にある”悩み”を探るようにしました。すると、指名での仕事が増えて相手を真に満足させる効果を実感しました。

 

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