シズルを極める事が売りに直結する
こんにちは。今回のテーマは「シズル」です。広告表現やマーケティングに関わる方は知らないといけないですね。
そんなシズルを5分、いや3分で解説します。
とても暑い時、氷がグラスの中でカランカランと音を立てると、喉が飲み物を欲して騒ぎ始めますよね。このカランカランという氷の音が「シズル」なんです。
シズルとはもともとsizzleと表記してステーキがジュージューと焼ける音を指し、そこから転じて食欲をなどを刺激することで購買を喚起させる音の事をシズルと呼ぶようになっていきました。
これが広告デザイン業界に広く普及すると「ここのカットのシズル感が足りないよね」とか「商品のシズルを前面に出した〜」といったように、食べ物だけではなくその商品を魅力的に音や表現全般をシズルと言うようになってきました。
シズルは、その商品の魅力を人間の食欲という三大欲求を刺激して購買に結びつけるので非常に強いアプローチになります。
例をあげると、カルピスのグラスと氷の音、コーラやペプシのシュワ〜って音など音が直接聞こえるものでシズルを表すものもありますが
グラフィックでも、野菜についている雫や、湯気なども極端な話シズルになり得ます。
また、最近上手いなと思っているのがセブンイレブンのサンドイッチです。パンを押してふわっと反発する様子の映像はパンのシズルとして良く使われてる手法でしたがサンドイッチでも十分美味しそうに見えるんです。
このシズルって一般的な単語ではあるものの今までよく知らないで使ってた人もいたのでは?
この機会にあらためてシズルを考えて使いこなしてみてください。
それではまた。
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