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コスト オブ パワーハラスメント

先日、パワーハラスメントに関してなぜパワハラ上司が出世するのかと言う面白い記事を読んだ。

 

それが事実なのか、私はあまり実感はないが今の役職者世代はパワハラで育ちパワハラでマネジメントを学んできた事は間違いないだろう。言ってみれば今からしてみるとみなパワーハラスメントマンだったのだ。

 

昔だったら、ちょっとのミスでも殴られたり罵声を浴びせられるのはある意味普通だった。期日までに終わらなければ朝までにやれと言われボロボロの状態で資料などを仕上げていた。

それが今では労働時間はもちろん、部下の呼び方から、話し方までパワーハラスメントにならないように気をつけなければならない。

 

また、女性に対する接し方も非常にむずかしい。捉えられ方次第ではありとあらゆる発言がセクハラになる。語弊を恐れずにいうと女性的な人が恐怖と感じる人すらもいる。部下などで少しヒステリックな若手女性が入ってきた部署のマネージャーを胃をやられていた。

 

 

振り返ると、なぜパワーハラスメント上司が出世したかというと、それが労働を促す効果があったからだと考える。

欧米では成果をあげなきゃクビ。言うこと聞かなくてもクビ。つまり、会社が労働者を働かせる強制力を持っている。

しかし、日本企業では解雇条件は非常に厳しく、1円も稼がず、Yahoo!ニュースやパソコンに入ってるゲームをして定時に帰るだけで1000万近い収入を得ている人間だっているが、そう簡単に解雇出来ない。

この例は大げさだが、大体のサラリーマンは自発的に会社の利益を考えて動くことなんてない。無理もしない。そうするとクビも無いし、堕落していく。

そんな人たちを強制的に働かさせていたのがパワーハラスメントなのではないかと思う。パワーハラスメントは人を働かせる、ゆえに成績が上がる。だから出世する。

 

なんてことはない、簡単な構造ではないかと私は思う。パワハラは金を生む仕組みだった。

 

しかし、今はパワハラはコストだ。訴えられれば個人だけでなく会社の信用も失墜する。もちろんそれを防止する策は必要だ。

 

しかし、パワーハラスメントという強制力を失い、企業は今何で人を働かせるのか。

マネージメントの本はたくさん出ているが、あくまでも自発性を促すに過ぎない。欧米の解雇制度や、パワーハラスメントのような強制力はそこにない。

 

テクノロジー、人材不足、人口減少など、ただでさえ諸外国に劣る部分が多い日本企業。

さて、強制力を失ったマネージメント層はどうやって戦っていけば良いのだろうか。

 

その1つの答えは、一部企業が実施している徹底した評価制度と成果報酬ではないかと思う。そこにコストを払えない企業は、きっと中から腐っていってしまう。

 

この時代の流れを受け、パワーハラスメント防止ばかりやってる企業は、ただただ稼ぐ力を失っていくだけです。経営層のみなさん、パワーハラスメントがなくても稼げる会社にするため会社の制度ごと劇的に変えられるか。これにつきますよ。